歯ブラシについて
東京都練馬区 江古田駅にあるおざわクリニック 歯科・口腔外科、インプラント、歯周病、耳鼻咽喉科です。
こんにちは歯科衛生士の小林です!
皆さんは毎日どんな歯ブラシを使っていますか?今お使いの歯ブラシはどのような理由で選ばれましたか?
歯ブラシコーナーでたくさんありすぎて分からなーいって悩む事多いですよね!
今日は歯ブラシについてのお話です
歯ブラシはお口の汚れを取り除き、清潔に保つためのものです
歯の表面や歯肉付近に蓄積するプラークや食べカスなどを除去できます
また、汚れをとるだけでなく、ブラッシングによる歯肉への適度な刺激は歯肉のマッサージにもなり、歯周疾患予防の役割もあります
しかし、その使用法を誤ると歯肉の損傷、退縮、歯の根っこの露出、くさび状欠損を招くこともあります
歯みがきの基本的なポイント3つ
ポイント1
小刻みに動かす1~2本ずつを目安に、小刻みにブラシを動かします。
最低でも、20~30回は往復させて汚れを擦りとってください。
ポイント2
ブラッシング圧
ブラシを歯にあてたとき、毛先が開かない程度の優しい力で磨きましょう。
力の入れすぎは、歯や歯ぐきを傷つけたり、歯ブラシが傷んでしまう原因となります。
ポイント3
磨く順番を決める
順番を決めて磨くメリットは、部分的な磨き残しを防ぐことができることです。
磨き残しやすい、下の奥歯の内側や上の奥歯の外側から磨き始めるのがオススメです。
※ライオン歯科衛生研究所参照
フラットラウンド毛
市販の歯ブラシに多く、毛が一直線でお口の中の全ての部位に届きやすいです。
超極細毛
毛先が細いため歯周ポケットの中に届きやすく、ポケット内のバイオフィルムをかき出してお掃除できます。
柔らかいため、歯肉への当たりも優しいです。
極薄ヘッド
歯ブラシのヘッドが薄いため奥歯の届きにくい所までしっかり磨けます。
山切りカット
歯と歯の隙間に入り込むため矯正用にいいです。歯肉との境目の清掃効率はあまりよくありません。
歯ブラシの硬さについて
[かため、ふつう、やわらかめ]と3種類がありますが、歯ブラシの硬さは毛の太さが細くなると柔らかく感じ、太くなると硬い感覚になります
細い毛のハブラシはブラッシングの力が弱くても歯と歯の間の細部まで毛先が届くけど、「ふつう」の毛に比べて取り除ける歯垢が少なくなってしまいます。だから時間をかけてみがく必要あります
太い毛のハブラシは歯垢が取り除きやすいけど、細部に届きにくいです。こだわりがなければ、ふつうが一番バランスがいいかもしれません
歯ブラシは毛先が開くと、歯にきちんと当たりにくくなり、効果的に歯垢(プラーク)を落とせません
ハブラシ植毛部の開き具合と歯垢(プラーク)除去率
※(公財)ライオン歯科衛生研究所調べ
※日本小児歯科学会 1985
毛先が開いた歯ブラシを使うと清掃効率がぐんと下がってしまう事がよく分かりますね
おざわクリニックではこんな歯ブラシをオススメしてます
ルシェロ picella

システマ44M

皆さんもハブラシは1ヵ月に1本を目安に交換しましょう