顎関節クリニック
顎関節症の治療とその装置
あごの位置を修正する装置で不快な症状を和らげます
あごの関節やその周囲に異常があると、「あごが痛い」「あごを動かすと音がする」「口が開かない」
といった症状が起きることがあります。これが顎関節症です。
顎関節症の治療とは
かみ合わせがずれると、ズレを調整しようとする動きが周囲の筋肉やあごの関節に負担をかけます。
反射それが、痛みやコリ、開口のトラブルといった症心状になって現れます。
これらの症状が激しいとき、上下それぞれの歯列に合わせて作った半透明のマウスピース状の装置を歯列にはめ、かみ合わせのズレを修正します。
あごや口の周りの筋肉の緊張がゆるんで痛みやコリが軽減します。

顎関節症の治療とは
むし歯治療で歯の詰め物などに使うしジンというプラスチックで作ります。
かみ合わせを修正する設計をして作られます。
バイトプレート、スプリント、ナイトガードなどと呼ばれています。
どんなときに使用するの…
- 顎関節症の症状を軽くするとき。
- 睡眠中の「歯ぎしり」「喰いしばり」などを治すとき。
- 矯正治療を始める前にあごの位置ずれを修正するとき
装置の使用法とお手入れ
- 夜寝るときに歯列にはめて寝ます。日中、活動するときには外します。
※日中でもはめておくこともあります。主治医の指示に従ってください。 - 起きたら外してよく洗浄し、乾燥させて専用の保管ケースに保存します。

顎関節円板整位運動療法
関節円板が前にずれた状態
あごの関節には、図1のように、関節円板という軟骨みたいなクッションがあります。
あごがガクガク鳴るのは、この関節円板が図2のように、前にずれているからです。
円板整位運動療法で関節円板を正しい位置に戻しましょう。
1. 円板を戻す練習(図3)
毎食後、5分間②③④を必ず繰り返す。
通勤・通学中・テレビ鑑賞中に、できるだけ長時間行いましょう。
2. 円板が戻った状態を保つ
いつも図3④の円板整位咬合位をしているように心がけましょう。

