院長
2018-9-17
第48回日本口腔インプラント学会学術大会
2018年9月15日と16日、大阪国際会議場で開催された第48回日本口腔インプラント学会学術大会に出席しました
今回の学術大会でも、インプラント治療で最も多い合併症である副鼻腔のトラブルについて活発な議論が行われました
中でもサイナスリフト(上顎洞底挙上術)を安全に行うためのシンポジウム会場には参加者が立ち見の状態になるほど関心が高いセッションでした
この種の講演で毎回注意喚起をしているのがソケットリフト(歯槽頂からの垂直アプローチによるサイナスリフト)による副鼻腔炎、あるいはインプラントの上顎洞炎迷入の危険性についてです
ラテラルアプローチ(側方アプローチ)によるサイナスリフトの手術を習得していないでソケットリフト手術を行っってはいけない、このことについては、イブニングセミナー・上顎洞底挙上術の合併症の中でも同じことを講演されていました
また、上顎のインプラント治療では耳鼻咽喉科との連携が必要であることが強調されました