院長
2018-12-24
静脈内鎮静法について
東京都練馬区栄町(江古田駅、新桜台駅) おざわクリニック(歯科・口腔外科、インプラント、耳鼻咽喉科)です
静脈内鎮静法について解説します
一般的に患者様は歯科治療は怖いと思われていることがほとんどと思われます
歯科治療に対して不安感・恐怖感で精神的な緊張をしています
緊張のために気分が悪くなったり、過呼吸発作などの全身的な偶発症が起きることがあります
循環器疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などを合併している患者様はその疾患が急激に増悪したり、合併症を引き起こしたりすることがあります
このような精神的緊張をできるだけ少なくし、歯科治療をより快適に受けられるようにする方法が精神鎮静療法です
精神鎮静療法には、笑気吸入鎮静法と静脈内鎮静法があります
笑気吸入鎮静法はお鼻にマスクをして、笑気のガスと酸素のガスの混合ガスをお鼻から吸入する方法です
笑気30%、酸素70%(酸素が高濃度)が上限となります
静脈内鎮静法は緩和精神安定薬、静脈麻酔薬などを静脈内に投与して精神的な緊張を和らげる方法です
嘔吐反射がある患者様にも有効ですし、健忘効果(治療時のことをあまり覚えていない)もあります
長時間口を開けていることや、体を動かしてはいけないなどの苦痛な状態を楽にします
傾眠傾向(うとうと眠い状態)にあるため実際の治療時間よりもかなり短く感じます
歯科治療が怖くて歯科医院になかなか行けない、過去のトラウマになっている方
インプラント手術したいけど怖いと思われている方
ご安心ください楽に治療できます
おざわクリニックでのインプラント手術は9割以上が静脈内鎮静法で快適に治療を受けられています