おざわクリニック
NEWS

おざわインプラントクリニックの取り組み、
インプラント・マウスピース矯正などの
治療症例を紹介します。
スタッフ 2016-7-8

ンプラント相談に来院された患者さま

歯科医師の羽鳥です😀😀

前のブログで上顎インプラントについて触れましたが、今日は当院に来院されたインプラントに起因する副鼻腔炎の患者様についてお話しします。

副鼻腔は上あごの奥歯の上にある骨の空洞で目や鼻、口で囲まれた場所に存在しています。なんらかの原因によって、副鼻腔粘膜に細菌が入り込み炎症が起きた状態を副鼻腔炎といいます。副鼻腔炎には鼻性のものと歯性のものがあり、歯から来るものは基本的に片側性にみられます。

副鼻腔炎の原因は
虫歯や歯周病が進行し、歯根の先端に嚢胞を生じた結果、炎症が上顎洞粘膜まで波及した
根管治療の器具や材料が上顎洞粘膜を突き抜け、細菌が入り込み感染した
インプラント手術に上顎洞粘膜が傷つき、細菌が入り込み感染した

当院にインプラント相談に来院される患者様の中には、他院で上顎の骨の量が不足していたため、骨の厚みを増やす「サイナスリフト」や「ソケットリフト」を行い、その後副鼻腔炎を発症している方がいらっしゃいます。

白く曇っているところが膿がたまっているところです。いわゆる蓄膿症の状態です。下の方に見えるツブツブが移植した人工骨です。この状態になると膿性の痰や鼻水、悪臭や頭重感に悩まされることがあります。

 

 

この方はインプラントが副鼻腔に突き抜けそこから細菌感染し副鼻腔炎を生じています。当院で突き抜けたインプラントは除去させていただきました。

 

上記のお二人ともに耳鼻咽喉科にて内視鏡による手術を受け、現在は副鼻腔炎は治癒しています。インターネットでインプラント治療を検索すると、とても多くの歯科医院がありどこの歯医者さんがいいのか選ぶのはとても難しいですが、診査・診断をしっかりと行い、リスクの説明をしてくれる歯科医院で治療を受けるべきかと思います。

 

現在発売の週刊ポストに院長の小澤が取材協力しています。

週刊ポスト 2016年7月8日

週刊誌なのでちょっと過激なところもありますが・・😅😅

怖い話しばっかりになってしまいましたが、基本的にはインプラントはよく噛め、入れ歯のような煩わしさのないとても良い治療法です✨

当院で治療を受けられる患者さまのインプラントはしっかりとフォローさせていただきますのでご安心ください👍

 

 

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